2009-05-02
ペローの童話『青ひげ』、あやしい経歴を持つ青ひげは新妻を試すためにあるものを渡したがそれはなに?
⇒たくさんの鍵
【参考】
青ひげ
ペロー Perrault
楠山正雄訳
「さて、」と、そのあとで、青ひげは奥がたにいいました。「これはふたつとも、わたしのいちばん大事(だいじ)な道具(どうぐ)のはいっている大戸棚(おおとだな)のかぎだ。これはふだん使わない金銀の皿を入れた戸棚のかぎだ。これは金貨(きんか)と銀貨をいっぱい入れた金庫(きんこ)のかぎだ。これは宝石(ほうせき)箱のかぎだ。これはへやのこらずの合いかぎだ。さて、ここにもうひとつ、ちいさなかぎがあるが、これは地下室(ちかしつ)の大ろうかの、いちばん奥(おく)にある、小べやをあけるかぎだ。戸棚という戸棚、へやというへやは、どれをあけてみることも、中にはいってみることも、おまえの勝手(かって)だが、ただひとつ、この小べやだけは、けっしてあけてみることも、まして、はいってみることはならないぞ。これはかたく止めておく。万一にもそれにそむけば、おれはおこって、なにをするか分からないぞ。」